今回は、昆虫マットの添加剤についての失敗談を書いていこうと思います!
前提として、
昆虫の大きさは親虫のサイズで決まると言われています。
良い餌を与えたから、添加剤を入れたから大きく育つとは限らないという事です。
添加剤によっては大切に育てた幼虫をダメにしてしまう場合もあります。
ですが、餌によるサイズの影響も多少あるので気になった方は読んで下さい。
失敗談
つい先日の事ですが、DHヘラクレスの一頭☆にしてしまいました。
ヘラクレスの幼虫が落ちてしまうのは初めてなので、結構ショックでした。
添加したらデカくなりましたーという記事を書きたかたったのですが、記録という意味でも今回の失敗を書きたいと思います。
ヘラクレスが亡くなった原因は今の所は不明ですが、いくつか考えられる原因としては・・・
原因
・発酵による酸欠?
・添加したモノがまずかった?
・急激な環境の変化?
その前に今回添加した材料ですが。
・味の素 ・小麦粉 ・ベーキングパウダー ・ボレー粉
・乾燥わかめ ・バジル ・セルロース
・市販の添加剤 ・米ぬか ・きな粉
まず、なぜこの様なものを入れたかですが
ある経緯で『クワガタに岩塩を与えると、大きな個体が羽化した』という記事を発見しました。
記事の内容では、ミネラルと微量の硫黄が影響しているのではないかと書かれていました。
硫黄を含む岩塩で思いついたのはブラックソルトですがネット以外ではなかなか手に入らないので、とりあえずスーパーなどで手に入るものでいいか!という感じです。
とりあえず、問題なさそうなものを除外します。
味の素、小麦粉、ベーキングパウダー、ボレー粉、セルロース、市販の添加剤、きな粉は問題ないと思います。
理由は、よく添加剤として使用されているもの又は使用していたものだったからです。
今回はミネラルを意識してミネラル分を含む量などを考慮して乾燥わかめ、バジル、米ぬか、ベーキングパウダーを追加しました。
発酵による酸欠?
発酵による酸欠ですが、可能性大です。
今更調べたのですが米ぬかは水分に触れると発酵が進みやすくなるようです。
他にも発酵を誘発する食材が沢山入っていて、おまけに温室で管理してました。
7リットルのケースと20リットルのケースで2頭ずつ添加剤入りのマットを使用しましたが、7リットルのケースは問題なさそうで元気にしているようでした。
ところが20リットルのケースでは幼虫がマットの上に出てきてしまうのです。
これは、マットの量が多いほど発酵しやすいという特性が発揮された結果かもしれませんね。
発酵させるという考えはあまりなかったので、あまり時間をおかずに使用しました。
もし、発酵を前提に考えて1~2カ月ほど時間をかけてマットを作ったなら、また結果は変わった可能性もあります。
追記:
新しいマットをケースに入れた時に、ケースが白く曇る事があると思うのですが20リットルのケースではこの状態が続いています。
同じマットを使用していて平気な個体のケースでは曇りがみられません。
これが発酵という事なのでしょうか?
添加したモノがまずかった?
次いで考えられるのが、バジルです。
先日、虫友さんからも指摘されたのですが『シソ系の植物は殺虫効果があるからやめたほうがいい』
ハーブ系も危ないかもですが、バジルは蚊が嫌がるっていうのは知っていました。
まあ、ヘラクレスって丈夫だから大丈夫でしょくらいに思っていて寧ろコバエだけいなくなってくれたらラッキーとか思っていましたが、実際あの丈夫なヘラクレスが☆になってしまったので可能性はゼロではないと思います。
ただ、同じマットを使用していて平気そうな個体もいるので、なんとも言えません。
急激な環境の変化?
これは、単なる自分の勉強不足もあると思いますが基本的にマット交換は全て取り換えていました。
Instagramでの話ですが、ギラファノコギリクワガタがマットに潜らないという投稿をした時、『徐々に馴らしたほうがいいかも』というアドバイスがありました。
確かにとしか言いようがありませんね。
アクアリウムなどやっているかたは、常識かもしれませんが生き物なので徐々に馴らすのは当たり前です。
いままで、ヘラクレスはマットを全て交換しても平気だったので気にしてませんでした。
でも、こういった事でも大きさに影響がでたりするのかもしれないです。
最後に
マットに添加剤を入れるのは賛否両論あると思いますが、
ふざけている訳でも、遊んでいる訳でもありません。
マット以外でも飼育できるものがあったらな~という気持ちもありますし、大きく育てたいと言う気持ちもあります。人間のエゴかもしれませんね。
ただ添加剤を入れのは人間ですし、入れる入れないは自己責任です。
もちろん、普通のマットでも全然飼育できます。
一番いいのは余計な事はしないことかもしれません。
ただ、余計な事をしないと偶然がない限りは新しい発見もできません。
失敗した事で、この飼育では駄目なんだとか気付くことも出来ました。
なのでみなさんも、昆虫だけではなく挑戦していくって事は大事かもしれません。
誰かが失敗してるから、これだけ便利な世の中になったのかもしれませんね!
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