ミヤマクワガタの幼虫飼育についての記事です。
基本情報
名 前:ミヤマクワガタ
学 名:Lucanus maculifemoratus
管理温度:16℃~20℃(幼虫)
幼虫期間:約2年
ミヤマクワガタは難関種らしく、まだ飼育方法があまり確立されていません。
とりあえず調べた事。又は、飼育してわかった事を載せたいと思います。
産卵
ミヤマクワガタはマットに産卵するので、とくに材を入れる必要がありません。
園芸用の黒土をケースの底に固く詰め、発酵マットと黒土を混ぜたものを上からフンワリ詰めた産卵セットで産卵しました。
ポイントとしては、ミヤマクワガタの生息場所にありますが、標高の高い水辺に多く生息していますので、気持ち水分多めで目の細かいマットが良いと思います。
温度は20度~25度くらいの方が良い様ですが、個人的な意見ですが、そこまで気にしないでも生んでくれる様に思います。
ミヤマクワガタは平地にいる場合もあるので、そこまでシビアだと平地のミヤマクワガタは絶滅しますよね・・・
ただ、ノコギリクワガタやオオクワガタ等に比べると暑さに弱いのは確かですのでなるべく高温になる所は避けて下さい。
幼虫の期間 / 温度
幼虫の期間ですが、成虫になるまで約2年かかります。冬の間、温室等で温度管理をした場合は早めに羽化させる事も可能なようです。
温度は20度くらいがベストのようですが、私は常温で飼育しております。部屋の中なので大体20度~28度くらいだと思います。
密かに思っている事は、温度というより水分量ではないのかな~と考えております。
幼虫のエサ(マット)
幼虫のマットですが、初令の時は黒土と発酵マットを混ぜたマットで管理します。
一般的には、成長に合わせて黒土と発酵マットを混ぜたマットの発酵マットの割合を増やしていくと言うのが主流のようです。
2令になりある程度安定してきたら発酵マットでの飼育もイケるようなので私は、二層式にしました。気持ち水分多めで、細かいマットを使用しています。
水分を入れすぎると酸欠になるので注意してください。
結果は経過を観察して追記したいと思います。
菌糸ビン
菌糸ビンは、羽化の実績が報告させているようですがミヤマクワガタには不向きのようです。
事実、成虫の大きさのギネス記録はマット飼育です。
追記情報等あれば、追記します。
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